イングリッシュローズコテージの小さなお庭


Garden Essay - 小さなお庭で見つけた幸せ
 
2002年05月30日
5月の幸せーお友達のお庭から
  薔薇のお友達がたくさんいます.以前住んでいた横浜でもベランダで育てていた薔薇がきっかけでたくさんの薔薇友達ができました。香りの良い品種を,咲きがら切りをする際,挿し木にして育てては育て方のメモやコピーを添えて差し上げたり,具合を悪くされている近所の方や友人へのお見舞いにオールドローズとハーブを組み合わせた小さな花束を届けたりがきっかけで,たくさんの方との交流を通して友情を深めることができました.

  こちらに越してきてからも、新たにお友達となった方やご家族をお茶にお招きしては,スコーンを焼き,イギリス風サンドイッチを作り...お庭でのafternoon teaで、薔薇の香りを楽しみながら,時には一緒に薔薇園に出かけ,楽しいひとときを過ごしてきました.

  今年の5月は私が忙しく,あまり出かける機会をもてなかったのですが,中旬のある晴れた気持ちの良い日,小さなコッテージガーデンを持っていらっしゃるTomokoさんのお庭にお招きを受けました。私と同じく薔薇を愛するTomokoさんのおうちは敷地がとても広大過ぎて、野菜畑も作っていらっしゃる、本当に農家のように広いスペースのお宅なため、かえって可愛いお庭を作りにくい感じなのですが、Tomokoさんは広い敷地の中の一部を丸く囲って区切り、とっても可愛らしいコテージガーデンを作られました.薔薇の時期は宿根草と一緒にナチュラルな感じに薔薇たちが美しいカラーハーモニーの競演を奏でて、本当に童話のなかのお庭のようにとっても可愛らしいのです.煉瓦で丸く囲んだ小さなコテージガーデンの入り口はアーチに絡めたつる薔薇アンジェラ。 ガーデンの中央にはシンボルツリーに白樺が一本植わっていて、とっても夢を感じる秘密の花園のように素適!です。

どうぞ,メルヘン童話の中から飛び出してきたようなTomokoさんの夢のコッテージガーデンをご覧になってね.



アーチに絡めたつる薔薇サマースノーとアンジェラがゲストを優しく迎えてくれます.

           
  
   ご主人と旅行された際,長野から運んできた白樺もすっかり幹が白く成長し,足元にはラムズイヤーや優しいパステルブルーのビオラが可愛らしい花壇を作っています.



 季節の折々に様々な植物がファンタジックなカラーハーモニーを奏でます。
訪れたときは,芍薬とジギタリスが薔薇に混じって,咲き乱れていました.



  お嬢さんと一緒に、Tomokoさん、5月はとりわけ薔薇色の笑顔です.
   





次ページへ

 K's Rose Garden トップへ戻る   Garden Essay目次へ戻る

* 当ホームページに掲載されている画像、文章を含む全ての内容の無許可転載、転用を固く禁止いたします。全て
の内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。